今日はランチェスターマネジメント金沢での勉強会でした。
セブンイレブンの「プロジェクトX」や鈴木敏文会長の「私の履歴書」
のビデオを見ながらの勉強会。
いつもの原理原則も面白いのですが、たまには、大企業の
創業前夜からのストーリーを見るのも刺激的でした。
意外だったのは、
鈴木会長はセブンイレブンが起動にのるまでは、人生が思い通りに
いっていなかった。「流通に興味がなかった」と過去を振り返られて
お話しされていたこと。
セブンイレブン立上げは15人の素人集団だったこと。
米国のセブンイレブンを知ったのは、全くの偶然だったこと。
苦労して契約し、手に入れた米国セブンイレブンのマニュアルが
使い物にならなかったこと。
などなど、追い詰められて、逆境の連続だったようです。
しかし、素人集団という弱みを、業界の常識を打ち破ることができる
という強みに変えて、
信念(長期的なビジョン)を持って、改善を積み重ねて革新を起こす
ストーリーは感動物でした。
「対局中に行うシミュレーションのほとんどが、自分にとって
不利、または絶望的な局面だ。それでも、ひたすら気持ちを
切らさずに、細い細い隙間を辿っていく。するといつの間にか
光が射し、開けた道に出る」 羽生善治
こういう中に理がありそうな気がします。
ありがとうございました。
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